守備の基本
守備の基本目的は以下のとおりです。
1. 相手に得点させない
2. 相手攻撃を10ヤード以内に止め、攻撃権を獲得する
3. QBサックなどにより、攻撃を後退させる
守備選手は、攻撃側のブロックを避けてボールキャリアにタッチするか、
パスされたボールをたたき落とし、前進を止めます。
または、パスされたボールを守備側がキャッチすると、インターセプトとなり、
そのまま相手側のエンドゾーンまで走り抜ければインターセプト・タッチダウンとなります。
一般的な守備体型

QBのランを防ぐDEを2人、ラン・パス両方を守るLB1人、主にWR・Cのパスカバーを担当するCB2人、最後の砦となるSで構成する一般的な守備
一番確実な守備は、パスを投げさせないことです。
DL(ディフェンスライン)はパスと判断したら、パサーにラッシュをかけることで、タッチするか、タッチできなくても投げるタイミングを狂わせることを狙います。
もう一つの技術は、パスカバーです。
パスカバーには、レシーバーを1対1でカバーする「マンツーマン・ディフェンス」と、あらかじめ分担したゾーンを守る「ゾーン・ディフェンス」があります。
DE2人がパスラッシュでパスの乱れを誘い、後方でパスカバーするバックがインターセプトをするのが理想的なパス・ディフェンスです。
*このページは「アメリカンタッチフットボール&フラッグフットボール入門(著:後藤 完夫)」を参考に作成しています。