タッチフットボールコード

タッチフットボ−ルは誰でも、何処ででも、手軽に、安全に、フットボ−ルの魅力を楽しむ為のチーム・スポ−ツです。

性別年齢を問わず、小人数で、小さなフィ−ルドで、装具を用いず、理解しやすい競技規則と短い試合時間で、格闘競技の要素を排除して、 フットボール特有の魅力である技術、スピ−ド、戦術、チームプレー等を楽しむゲームです。

タッチフットボ−ルは、アメリカンフットボールに 準じた競技規則ですが、安全を最優先して、身体接触(コンタクト)を最小限にとどめました。アメリカンフットボールから力の要素を除いたのが タッチフットボールです。健康で安全なスポーツを育成普及させる為には、プレーヤ−は、ル−ルの大前提となる、スポ−ツパーソンシップを 遵守しなければなりません。以下は、タッチフットボ−ルの精神で、競技規則に優先して尊重下さい。

1.プレーヤーの安全を最優先せねばならない。
ル−ルは守るべき最低の条件である。安全を守る為にはプレーヤー個々の努力が必要である。危険な身体の接触は絶対に行ってはならない。特に、体力を利用した、激しい或いは勢いをつけた接触(ブロック)、タッチは絶対に慎まねばならない。

2.相手プレイヤ−に思いやりを持ってプレ−しなければならない。
技術、体力等の水準が異なるプレ−ヤ−が共に楽しむのがタッチフットボ−ルである。上級者は下級者をリ−ドし、保護し、共にプレ−を楽しむ姿勢を忘れてはならない。ゲームは、プレーする2つのチームが創造するコミニュケーションの場である。

3.競技規則はその精神を理解して正々堂々とプレ−せねばならない。
規則を曲解して、その規則の不備をつく行動はスポーツではない。セルフフジャッジが、タッチフットボールの理想の一つである。

4.故意に競技規則を犯してはならない。
勝敗に執着した競技時間の不正な浪費、審判の妨害等は競技運営の大きな妨げとなる。

5.スポーツはプレーヤーの為にある。
競技規則は、プレーヤーの為にある。 全てのプレイヤーが、能力体力に応じて、タッチフットボールに親しめるような、競技規則であるべきである。